こんにちは、ニナレナです。
先日、お昼の番組にくわばたりえさんが
出ていらっしゃいました。
子どもさんが弱視であることを公表したら、
問題視する声が上がったとか言っていましたね。
どんなことも賛否両論あるので
気にしないのが一番です。
弱視であることは隠すことではありませんので
何故、批判する人がいるのかわからないなあと思いました。
なぜならば、日本は、障害のある方も
蔑視しない社会になったと思っていたからです。
私的には、くわばたさんに感謝しています。
弱視の子どもたちが多くいること、
そうして悩んでいる親がたくさんいること
を同じ立場にいる私は知っているからです。
私も実際に
弱視の子どもを育てているからです。
くわばたさんにはこれからも
弱視の情報を発信して欲しいと思います。
弱視の子どもを持つ親たちは、
情報に敏感です。
何か良い治療法はないかと
いつもアンテナを張っています。
弱視とは、いったいどんな病気なの?
弱視というのは病名です。
基本的には、眼鏡やコンタクトレンズを使っても
矯正できない目のことをいいます。
6歳以下の子どもの弱視は
矯正できるものもあります。
その年齢を超えてしまうと
治療は難しいとされています。
弱視という言葉は、生活の中でも使われます。
この場合は病名ではありません。
視力が弱いからできないことがあれば
弱視だからという風に使うものです。
うちの子の場合は、テレビを観るのに
15センチくらいまで顔を
近づけないとみることができませんでした。
あまりにも可哀そうだし、
家族も息子の頭でテレビを観ることができないので
大きさが、最大のテレビに替えました。
テレビは、便利なもので
大きさが変われば、画像も大きくなります。
それでもテレビの距離は
50センチくらいのところからしか見えないようです。
この場合は、生活での弱視です。
弱視の子どもはいじめられることが多い
弱視の子どもを産んでしまった親は自分を責めます。
私もそうです。
何か起きるたびに胸が痛みます。
子ども同士のことだから仕方がないでは
済まされないほど子供が傷つくこともあります。
普通の子どもが、何となくやってしまったことで
弱視の子どもは傷つくのです。
うちの場合は、普通の小学校にやっていましたので
ずいぶんいじめに遭いました。
幼稚園はカトリック系でしたので
「愛を持って人に接すること」をみんなに
教えてくれていじめられることはなかったです。
どんないじめかというと・・・
よほど近くに来ないと相手の顔が見えないので
遠くから呼ばれても見えずに反応できません。
それで、「無視した」になるわけです。
無視はしていないのです。
見えないだけなのです。
だけど、高学年でも
理解できない子どもが多くいました。
中学校になり、私立のカトリック系に
通うようになったので、今は、いじめられることもありません。
子どもたちに自分から弱視であるために
迷惑をかけるかもしれないなど自己紹介の時に言えました。
小学生の時にできなかったことが
できるようになったのです。
だから・・・
同じ弱視の子どもを持って
悩むお母様も多いかもしれませんが、
弱視であることを隠すよりも
周りに伝えた方がうまくいくと感じています。
小学校では、先生には伝えていましたが
子どもたちに浸透することができなかったようです。
もちろん、学校次第だし、
先生の手腕にもよります。
良い先生に出会えることを祈るばかりですが
親も泣き寝入りせずに、必要なことは
発言していきましょう。
私も小学生の頃は、いじめに遭いながらも
子どもが頑張って学校に行けるように
最大限にサポートしたつもりでしたが
今思えば、もっとできたなあと反省しています。
弱視のお子さんにとっては、
周りの理解が最も重要だと思います。
弱視は、矯正できる場合も多いので
3歳児検診でひっかかたら
早めに受診して、治療を受けましょう。
うちの場合は、網膜色素変性症なので
矯正は全くできませんでした。
網膜の病気なので、網膜よりも前の
水晶体の矯正である眼鏡やコンタクトレンズは
役に立たないのです。
子どもの弱視で悩むお母様へ
同じような悩みを抱えているお母様も多いので
交流しましょう。
私は、盲学校で同じ悩みを抱えるお母様と交流して
いろいろなことを学びました。
子どもの為にできることがたくさんあります。
自分から行動を起こしてください。
その分、未来が明るくなります。
お互いに頑張りましょうね^^