おはようございます^^
ニナレナです。
ゲームてんかんって、ご存知ですか?
光の刺激を受けて、
起こる脳がショートしてしまう状態です。
よく、アニメを見るときに部屋を
明るくしてみましょう。
とか、この番組では光を発することがあるので
気をつけてください。
とか、カメラのフラッシュに気をつけてください。
と、いう表示が出されますね。
あれも一種のこのてんかん発作に
対する注意喚起と思われます。
他にも意図があるかもしれませんが、
小さな子どもは脳が発達していないので
光刺激を見続けることで倒れたり、
痙攣発作を起こすことがあるのです。
十分に気を付けることが必要です。
ゲームてんかんは一過性ですが、てんかんに移行することがある
子どもたちが、てんかん発作のような症状で倒れるのは
テレビから発せられた光の為だけではありません。
長時間のゲームやスマホやPCのし過ぎで
ゲームてんかん発作になることがあります。
実際に、ゲームを小さい時から何時間もやっている子どもや
スマホやPCに小さい時からやり始めた子どもの中で
長時間やり続けた場合に、
約半数の子どもでゲーム転換発作を起こしています。
1度目は、すぐに回復するので
脳波の検査をすることと、ゲームやスマホの時間を短くする
あるいはやめることで、ほとんどの子どもがてんかんに移行せずに助かっています。
数割の子どもは、ゲーム依存症や親の管理不足が
原因でてんかんの薬を飲み続けることになります。
この中には、もともとてんかんの要素を
もった子どもも含まれているかもしれませんが、
ゲームやスマホをやり過ぎなければ、発症せずに済んだかもしれません。
なぜならば、てんかんは遺伝性はないからです。
てんかんって、治るの?
ゲームなどの刺激で発祥した1度きりのてんかんは様子観察となります。
念のために脳波の検査をすることもありますが、検査をしないと判断されるドクターもいますので
心配な場合は、患者側から検査の依頼をしても良いでしょう。
また、脳波の検査は、睡眠している間に起こるので
眠くない状態では良いデーターが得られません。
てんかん発作の症状は、大発作の痙攣と
小発作の一瞬の意識消失に分けられます。
細分化するともっとありますが、
簡単な事だけ説明します。
大発作になると全身けいれんになるので、
昔みたいに慌てて口にタオルを嚙ませたりしないようにしましょう。
下を噛むことはありませんので
大丈夫です。
また、呼吸が止まることもありますが
心臓は動いています。
脈が触れにくいこともあるので
判断しにくいですが、救急車に電話して
判断を仰ぎましょう。
自宅の場合は、できるだけ自宅の電話から電話しましょう。
自動的に場所が特定され、緊張で住所が言えない場合でも
救急車が来てくれます。
携帯電話の場合は、しっかりと住所を伝えなければなりません。
また、救急車に電話すると
様子を聞き、救急車が到着するまでの
対処方法を教えてくれます。
慌てずに指示に従いましょう。
指示に従えば大丈夫です。
ほとんどのてんかんの発作の場合は、
病院に着くころには回復していますが
念のために救急車は呼んだが良いでしょう。
ゲームてんかんの場合は、治ります。
しかし、何度も繰り返すようならば、
てんかんの薬を飲むことになります。
子どもの時のてんかんは発作が出ないようになれば
薬を医師の指示で終了することもあります。
大人になってからも続くようなてんかんの場合は
一生、薬でコントロールすることが多いようです。
※この情報は、看護師としての知識と経験をもとに書いていますが
今後、てんかんの治療法が確定されていくと
確実に治るようになるかもしれませんので
医療の発展に期待しましょう。